カテゴリ:メンテナンス 2008年1月31日
お客様の愛車『スバル レガシィ』です。 ワイパー関連の修理で入庫しました。
ワイパー作動時、ワイパーが下に下がり過ぎて、フロントガラス下に付いているカバーに当たるという症状です。
点検・整備開始です♪
写真では分かりにくいと思いますが、手でワイパーを揺するとガタつきがある事を確認しました。
入庫前の問診で、フロントガラスに積もった雪をちゃんと下ろさず、ワイパーを利用して下ろしていた事がたまにあったと聞いていました。
まだこのままでは分からない為、どの部分にガタがあるのか考えられる部品を一つ一つ点検していきます。
ワイパーアームの取付けナットが締まっているか点検してから外します。 この時期にある現象として、ワイパーが片側しか動かない・ワイパーモーターの作動音は聞こえるんだけど動かないなどありますが・・・大抵は、ここのナットが緩んでいる事が多いです。
ワイパーアームを取り外したら、その周りのカバーを外します。
するとワイパーリンクが見えるのが分かりますか?
ワイパーモーターの力を利用して、リンクが動き、ワイパーが動くという仕組みです。
ワイパーリンクとモーターを一緒に外して、さらに点検です。
見えますでしょうか? 人間でいうと間接の部分と言えばイメージが掴みやすいでしょうか?
ここの部分のガタつきが今回の原因です。
今回は、このワイパーリンクの故障でした。
上が注文したワイパーリンクの部品です。
車種によって値段は違いますが、お客様のレガシィは部品代 6,500円位ですね。
モーターを移植します。
あとは外した順番を辿って元の状態に戻します。
取付け後、直っているか点検・・・大丈夫ですね♪
ワイパーゴムの切れ点検、ウォシャー液を補充して終了です♪
この時期、新潟では雪が降ります。
今回の故障は部品の劣化もありますが、今まで無理をしてワイパーを動かしていたのが積み重なったのも原因の一因ではないかなと考えられます。
これでもう安心です♪
皆さんは、積もった雪をちゃんと下ろしていますか?
また、寒過ぎてフロントガラスとワイパーが凍り付いて離れない事もあります。
その状況で、ワイパーを動かしたりしたら大変です!
まだまだこれから雪が降ると思いますし、ウインタースポーツもこれからです。
それを防ぐ為にもワイパーを立てましょうね。
積もった雪も下ろしやすいですしね♪
「まぁ、これでいっか」と、お店に並ぶ中古車を妥協して購入してほしくありません。
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